人は何故迷うのか?
2024/05/272025/01/06
目次
「迷う」の正体を探る
ケンブリッジ大学のバーバラ・サハキアン教授の研究によると、人は一日3万5000回もの回数、何かしら決断をしていると考えられています。
起きる時間、起き方、次にすること・・・などなど考えたら、確かにそうかも!?
という感じがします。
でも3万5000回1日で迷うことはないですよね、あっても10個くらいのイメージです。
何かを選択するときにいちいち迷っているわけではないということが分かります。
迷う選択と迷わない選択があるということですが、その違いは何でしょうか?
私の思いつく範囲で、迷う選択と迷わない選択の差を上げたいと思います。
■迷わない選択肢
- 毎日の習慣になっているもの
- 答えが一つしかなく自分が答えを知っているもの
- その時の気分(欲望?)と100%一致するものが選択肢にあるとき
- 選択肢がないとき
■迷う選択肢
- 習慣になっていないもの
- 答えが一つではないもの
- その時の気分(欲望)と一致するものが選択肢にないとき
- 選択肢がたくさんあるとき
次にこの4つの意味を考えている時間がどいう性質をもつ時間かを考えたいと
思います。
習慣になっていないものを習慣にするとは
自分を成長させることであり、辛いけどやりがいを感じることができる時間です。
答えが一つでないことと向き合うとは
自分自身が大切にしているものや自分の価値観と向き合う有意義な時間です。
その時の気分と一致する選択肢がないとは
自分の気分や欲望と向き合い、その時本当に求めていることに気づくために素直になる時間です。
選択肢がたくさんあるとは
多くの選択肢がある恵まれた環境いて、自身の在り方を自由に模索できる時間です。
「やりがい」「有意義」「素直」「自由」いずれもポジティブな言葉です。
「迷う」は「悩む」と言い換えることもでき、一見ネガティブな印象がありますが、「迷う」という言葉にはポジティブで未来を切り拓くことにも繋がりえるイメージがあります。
迷うことは良い事なのか?
私は迷うことに全く否定的ではありません。
むしろ多いに迷い、多いに失敗することが最終的に成功する近道なんだろうと考えています。
現在私は自分自身をインサイドセールスの専門家と言っています(まだまだ入口ですが)。
とはいえ、昔から私がインサイドセールス(テレアポ)に長けていたかというと全くそういうことはありません。迷いに迷いました。
- 当時の会社や上司に指示された内容(テレアポ方法)は、当時のハイパフォーマーに共通するものだったんですが、全くに落ちるものではなく悩みました(習慣にしたくない内容だった)。
- とはいえ自分自身が腑に落ちるインサイドセールスの方法は全く確立されてなく、自身に適切な方法とは何か?とても迷いました
迷いながらも、報酬をもらっていたので、成果を出さないわけにもいかなく、上司に指示された内容をいやいややっていたのも憶えています
迷うことは自分が大切にしていることや自分の価値観を模索する、自分と向き合う時間です。
迷うことを繰り返すことで、自分の中にある価値観を浮き彫りにして自分軸を明確にできます。
人が何かに本気で向き合い迷うのであれば、迷うこと自体は素晴らしい成長の機会であり、良い事だと考えています。しかしながら、迷うの中にあるポジティブで心地よいエネルギーの中にとどまってしまったり、迷うことを楽しむことは決して良い事とは言えないとも考えています。
よくいう、悩みに恋している状態ですね。迷うことや悩むことは、楽しい時間なんです。
この試行錯誤で気づいたこと
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