「初心」を忘れないことの難しさ
2024/02/062024/03/03
目次
記憶に残る年始を過ごしました。
2024年の初投稿は非常に遅れてしまいました。このブログを綴っていくと決めた2023年の年度末。
そして何故か年始の1月には1回も投稿せずに今日を迎えました(もはや恥ずかしさがあるので、新年の挨拶的なものは省きたいと思います)。
ある意味自分らしいなと思います。
ある意味今までにはないくらい記憶に残るに年始になったかもしれません。
私は自分軸を大切に生きることが自分らしく生きる唯一の道だと信じていて、全ての人が自分軸を見つめて生活できるプラットフォームをつくるためにSynapseを始めました。
私は19歳から変わらない自分の軸を持っています。きっとこの軸は一生ブレることはない大切なライフワークです。
でも大変お恥ずかしいことに、、、
今まで自覚していたけど決して認めたくなかった、、、
私は極めて容易に自分が見えなくなる人間です。
最終的に戻ってくる場所は同じ思考なのですが、私はものすごくまわり道をします。もしかしたら今もまわり道をしているかもしれません(完全に自分には分かりません。あくまでも結果論で分かるんです)。今までも度々、自分自身が見えなくなり道に迷うパターンにどはまりしています。
2023年の年末を迎え、2014年の年始を過ごし、このことを痛感しました。
いやというほど思い知りました。
具体的なことは伏せつつ、自分自身が忘れないようにそしてこの記事を読んだ方が少しでも何かを得ていただけるように、自身が学び深めたものを記録したいと思います。
人は思考を線で描く。だから初心を当たり前のように忘れる。
地図だと思ってください。
人の行動も心の動きも地図をイメージすると分かりやすいです。行動にも心にも辿り着きたい目的地があります。そして今いる自分の場所があります(ナビで表示されている青い丸)。
全てはそこからスタートですね。
地図で行きたい場所を決めたら、次にするのは今自分のいる場所から目的地にどのように辿り着こうかを考えます。つまりは行動計画を策定します。
2024年の計画を年始に描いた方も多いのではないでしょうか?
それはまさに自分が目指す先にどのように辿り着こうか、今年歩む道を定めたのではないでしょうか?私も決めました2024年の計画を。そして心を新たに進もうと思っていた矢先、あっという間に自分の初心を忘れていたんです。
人はいきなり失敗すること、いきなり悩むことも、いきなり迷うこともありません。あくまでも線で描いた思考や行動の先に・・・
え~~~!!!!
という結果が生まれたりしています。
そんな時はどこかで道を間違えただけなんです。
っと常々考えているのですが、年末まで積み上げ、年始に描いた計画を私はまんまと忘れました。びっくりするくらい当たり前のように。
2023年私は、今後の生活で必要になる土台となる環境を決めて、環境に必要なものを定めました。
2024年は、決めた土台の上に花が咲くように、より肥えた土壌を積み重ねることにしていました。
そしてその先に自分の目指す何かを描こうという計画を1年ほどかけて動きながらつくり、年始に再確認したんです。なのに、その2024年の「初心」をあっという間に忘れたんです。。。
何故か、何があったのか。。。
起こったことは非常に単純なことですが、
自分でも驚くのは、思考ではずっと「初心」を忘れずにいたってことです。
なのに、何故か行動だけがズレていったんです自分の欲望に負けて。
頭では土台を築く着実な行動に向かっていたのですが、行動するときの脳は別口になっているのか??今すぐ花を咲かせようと行動していました(花:自分の商材の収入のみで生活できている状態)。
いろんな要因があり、その時はものすごーーーく当然のように自分の行動を正当化していて。当たり前のように行動のズレとともに思考もズレそうになりました。
私のパターンですが、自分にとっての正義と正当化された理由があると、自分の決断をあまり疑いません。むしろ自分の決断に確信を持ちます。
だからすぐには気づきませんでしたが、今回はなんとか気づけました(感謝)。
は冷静に思考する時間を定期的につくっているのですが、この時間に行動のズレが思考をズラそうとしてきたことに我に返るように気づけたんです。
※環境って凄いもので、振返ってみるといろんなところにサインがあったように思います。でも思い込んでいるときの私はそのまま走り続けてしまうんですね・・・
- 人の思考と行動はあくまでも線で紡がれる
- 線は常に理性と感情(願望)で紡がれる
- 理性はロジックで線を紡ぐ
- 感情(願望)は欲望で線を紡ぐ
- 感情(願望)は理性よりも強い
- 感情(欲望)で描かれたものは正当化される
- 正当化された線はロジックも正しいと当たり前のように理性を説き伏せる
感情(願望)が理性を超えて行動することは望ましいことが多いです。
しかし、その行動に何か違和感を感じたり、現状に何にか支障がある場合は、一度冷静に自分の行動・思考と最終的に目標を実現するために自分で計画した内容を突き合わせ、「初心」を確認することは非常に重要であることを、自らの過ちから再確認できました。
これで大丈夫!!「初心」を忘れない方法
1)まず初めに定義を共有したいと思います。
「初心」とは何でしょうか?
漢字の通り初めの心です。
自分はこうなりたい、○○を実現したいというミッション・ビジョン・野望・願望を描いたときの一番初めの気持ち。一番純度の高い気持ちが「初心」だと考えています。
この記事で言う「初心」とは2024年の初心で、自分の思いを実現させるために、この1年の過ごし方を描いた私の行動計画であり、その計画を描がかせた私の中にある一番純度が高い思いを2024年の「初心」と呼んでいます。
2)次に「初心」の特徴を考えてみたいと思います。
あくまでも私個人が思いつくところですが
【特徴1】目に見えない曖昧なもの
目に見えないから忘れやすい、欲望や自分以外の人の言葉でイメージが変わりやすい。年はじめの抱負とか素晴らしい内容を描いても、書き留めたりしておかないと、早ければ翌日に忘れませんか(笑)、フワッと曖昧だから人や物の誘惑で妥協することを正当化したりします(私です)
【特徴2】初心から生まれた計画は変化するもの
初心に限らず計画というものは変わるものです。ここで忘れてはいけないのは初心はあくまでも思いであり、計画ではありません。思いをズラす変化を1回受け入れたら、かなり早い段階で変わり果てた行動や思考が横たわることになります。
【特徴3】行動計画まで落とし込まれないことが多い(あくまでも私は)
特に年はじめの抱負を語るときの私はひどいです。意気込みはあるんですが、、、「初心」はどこかに飾っておくものではなく、自分自身が実現するものです。実現するための行動計画があるのが基本なのですが、何故か行動計画まで細分化されることが少ないのです。
3)最後に2)であげたマイナスの特徴をプラスの要素に変えたら完了です。
繰返しますが、これは私の個人的な思考なので、全ての人にあてはまるかと言ったら、、そうでもないかもしれませんが、結構共通するものが多いんじゃないでしょうか??
【対策1】目に見えないから忘れやすい、変わりやすい
目に見えないなら目に見えるようにするだけです。よく言われることですが、初心を書いて、いつでも見返せるところに貼っておくことなどが有効です。例えばスマホの壁紙にしたり、トイレに初心と行動計画を貼りだしたり、いろんなやり方あると思います。ポイントはいつでも見返せる場所に表示することです。毎日繰り返し見ることで初心がだんだんと沁み込んでいきます。
【対策2】計画は変化するのが当たり前だが、「初心」の思いを妥協してはいけない
実はこれが非常に難しいです。まず意識しておきたいのは、どんなに小さい違和感も見逃さないということです。違和感は小さければ小さいほど、その奥には本質的なことが詰まっています。次に習慣化しておきたいのは、自分の今の思考・行動を初心(一番純度が高い最初の思い)と突き合わせる時間を定期的にもち、習慣の中に違和感を深堀できる時間を確保しておくことです。「言葉にできないけど何かひっかかる」なんて時は止まれの合図です。
【対策3】行動計画まで細分化せずにフワッとして終わりやすい
これは単純にスケジュールを策定するだけです。重要なのはスケジュールの策定の仕方です。ざっくり私の思考を共有すると。①初心を具体的な文章にする(定性×定量)②初心を実現するために重要な要素を1~3つほど挙げる③それぞれの要素別に、その要素を形にするために必要な行動計画を策定する④③の行動計画を日々の行動計画まで落とす(④で重要なのは今の自分がちょっと頑張っただけで達成できるものを行動目標に据えることです(何よりも重要なのは達成癖をつくること)。)
如何でしょうか?
これらのことをシンプルに一言で表現すると、私が学んだのは
想像力を養うことの重要性です。